小2の私に友人兄(高2)が「下着の中も触って良い?」 意味が分からずOKしてしまい・・・

小学2年生くらいの頃、A君と
学校の裏山に遊びに行くことになった。

A君の家にA君を迎えに行くと、A君のお母さんが
「子どもだけでは危ないから
A兄と一緒に行きなさい」と、
A兄(高2)が私たちについてくる事になった。

町が海抜5mくらいで、
学校の裏山のふもとが海抜20mくらいなので、
山に少し上っただけで町が見下ろせるんだけど、
町を見下ろせる場所は木が生い茂っていて、
背が小さい私たちには何も見えなかった。

すると、A兄が「こっちおいで」と言って
歩いて行き、 私たちも着いて行くと、
木の切れ間の少し開けた場所に着いた。

ちょうど秋の夕暮れ時。
空は赤くて、町も真っ赤に染まって、
とても綺麗な景色を3人で眺めてた。

ふと下を見ると、
小さな花がぽつんと咲いていた。

私が「あの花が欲しい」と言うと、
A君が「ぼくが取ってきてあげる」と言い、
花を取りに行った。

15mくらい向こうにあって、
少し坂になっていたし、落ち葉で滑るので、
小2のA君はゆっくりゆっくり確実に
花を取りに行ってくれた。

A君を見ていると、
隣に座っていたA兄が
「可愛い脚だね」と私の膝をなでてきた。

私は「ありがとう」とだけ言った。

A兄は私の膝をなでていたが、
だんだん太ももの方に手がのび、
ついに下着の上から触ってきた。

そして「下着の中触ってもいい?」と聞かれ、
当時性的な意味が分からなかった私は
「いいよ」と言った。

そしてA兄がゴソゴソとしていた時に、
A君がやっと花を摘む事ができ、
「取ったよー」と言う声が聞こえると、
A兄はサッと手を引き、
「みんなには内緒ね」と言った。

小学校高学年になって
性教育を受けてその意味を知り、
とても辛かった。

それから私は秋の夕焼け恐怖症になった。

春夏冬は少し気分が悪くなる程度だったけど、
秋の夕焼けが赤くはっきり見える時に
一人でいる事が出来なくなった。

幸い親は自営業だったのでいつも家にいたが、
高校を卒業して大学へ進学し
一人暮らしを始めた時は、
買い物をしたりして建物の中で
夕焼けの時間を過ごした。

そんなトラウマも薄れて来て、
結婚して子どもが出来た後、
地元の同級生と話す機会があって、
その事を初めて人に喋った。
喋れるようになったのも大きかったと思う。

するとその子がぽつぽつと話してくれたんだけど、
そのA兄は、私以外にも小学生の女の子に
手を出していたらしく、
24歳の時に警察に捕まったと聞いた。

被害者の女の子が母親に
「A兄にこういう事をされて内緒だと言われたけど、
どういうこと?」と聞いて、
事が発覚したとのこと。

私のように何も知らないままの女の子は
いっぱいいたかもしれないね。

と言われた。

今、A兄がどうしているのかは知らない。

あの素敵な夕焼けを何の不安もなく
美しいと感じる心を返して欲しい。

「愛のコメント」

当時はまだ知らなくて良かったのに、知ってしまったばかりに...

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